
「東日本大震災
保険カバー率低く
ミュンヘン再保険幹部
関東リスク増も指摘
2011年8月17日 日経新聞 4面」
世界最大手のドイツ、ミュンヘン再保険の自然災害リスクのトップが
日経新聞のインタビューに答えた記事が載っていました。
それによると、東日本大震災の保険カバー率は他の世界の災害に比べて
低いとのことです。
東日本大震災の経済損失に対する保険のカバー率は14%程度。
05年にアメリカで発生したハリケーン、カトリーナの時には約5割、
1994年にロサンゼルス近郊で起きたノースリッジ地震でも3割が保険で
保護されていたそうで、比較すると日本は低い、と言うわけです。
確かに、地震大国と言われる日本において、地震保険の加入率は
実はあまり高くありません。
日本は地震大国がゆえに、地震保険の保険料も高いということも
加入率の低さに影響しているかもしれませんし、加入していても
時価の半分までしか補償されないことから、保険のカバー率が低いと
簡単に言われるのは少々心外なところもあります。
とはいえ、やはり地震保険の重要性は誰もが実感したことでは
ないでしょうか。
今一度、ご家庭の火災保険をご確認いただくことをお勧めいたします。
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ファイナンシャルプランナー FP-dai

「30年後も笑顔」でいられることを目指す、浜松市のファイナンシャルプランナー
