
「大和ハウスと介護VB
運動機能回復支援ロボ
導入負担1/4に
介護施設間で共同利用促す
2011年6月14日 日経新聞 10面」
大和ハウスは介護ベンチャーと共同で、運動機能が低下した
高齢者など向けの回復支援用ロボットスーツが割安で利用できる
仕組みをこの夏にも導入するそうです。
ロボットスーツだけのリースだと月額20万円程度ですが、指導
する専門の理学療法士の人件費などを含めると月80万円を
越えるため、導入には規模が大きく資金的余裕のある施設に
限られていました。
これを複数の施設で共同利用することで、月額20万円程度の
費用に収まるようにして、高性能ロボットの普及を目指す
ようです。
実際問題として、国内の歩行困難者は現在320万人いると
言われており、2030年には人口の2割が75歳以上になることから
自立度が低い人口は今後も増え続けることが予測されます。
介護保険も保険料が上がり、利用するにも1割の自己負担額が
家計に重くのしかかるケースもあり、高度で継続性の高い
リハビリが受けられなくなる可能性もあります。
けがや病気で一時的に運動機能が落ちた後、機能訓練を施すか
どうかでその後の健康状態にも大きな違いが出ます。
寝たきりになる前の機能回復訓練は、結果的に家計にとっても
家族の介護の負担にとってもプラスになることが多いでしょう。
国の医療費圧縮のためにも有効と考えられるため、今後も
需要は拡大しそうです。
それにしても、近未来的な絵ですねぇ。
2~30年くらいしたら、ロボットスーツを着て100メートルを
10秒台で走るお年寄りが街にあふれたりして・・・(^^ゞ
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