
「生命保険料 下げやすく
金利上昇に対応
金融庁 標準利率、算定見直し 15年度から
2013年11月2日 日経新聞 5面」
生命保険の中でも、毎月積み立てるタイプではなく一時払でまとめて
支払う、個人年金保険など貯蓄性の高い保険に関する話題です。
金融庁は生命保険会社が保険料を決める基準となる標準利率の
算定方法を見直し、保険料を変更しやすくするようです。
生命保険の保険料は標準利率(基準保険料率)を基に計算されます。
現在は年1回で、算定の参考にするのは10年国債でしたが、2015年
からは年4回、10年国債に加え20年国債も参考にする、というものです。
何のことか分かりずらいのですが、この先金利が上昇したらすぐに
保険料にも反映されるようになるということです。
アベノミクスにより、日銀は2年程度で2%の物価上昇目標を掲げており、
狙い通りになれば今後長期金利は上昇していくでしょう。
しかし、今までの方式では金利上昇が保険料に反映されるのにかなり
遅れが出てしまう事から、資金流出を懸念する生命保険業界から
こうした制度の導入を求める声が上がっていました。
冒頭でも書いた通り、今回の見直しは主に貯蓄性の高い一時払の保険に
関して適用される予定だそうです。
こうした保険は、退職金などまとまって資金の預け先として選ばれる
ことが多い保険です。
毎月払いの保障性保険については慎重な運用が求められるとのことで、
現在の制度のままのようです。
保険を選ぶ私たちにとっては、経済の実情に合った保険に加入しやすく
なる、いいニュースとなるでしょう。
保険選びでも、今まで以上に差がついてしまうかもしれません。
しっかりと比較検討をして加入したいものですね。

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