「北関東で竜巻 春の嵐なぜ続く?
地表・上空で温度差
偏西風蛇行も一因
2012年5月8日 日経新聞 3面」
「竜巻被害、損保補償へ
2012年5月8日 日経新聞 4面」
まるでSFのような竜巻の映像が、ニュースやワイドショーで頻繁に
流されています。
最近は携帯の動画撮影機能など、身近にカメラが多くなったので
こうした映像もリアルに撮影されるケースが増えてきたのかなぁ、
などとのんきに感心しつつも「自然の力」には脅威を感じます。
昨年は浜松にも大型台風が上陸し、被害が多数出ました。
3月、4月にも爆弾低気圧が日本を襲い、各地で記録的な大雨を観測
したばかりです。
地球全体の気象状況の変化により、こうした災害リスクは高まって
いるように思えます。
今回の竜巻は、地表付近が初夏の暖い空気で高温になったところへ
上空に強い寒気が入ったためにおこったと考えられています。
こうした竜巻は遮るものが無い大平原などで起きやすいそうで、
今回より規模の大きい竜巻は、
千葉県茂原市 1990年12月
愛知県豊橋市 1999年9月
北海道佐呂間町 2006年11月
で起きています。
遠州地方でも平野が広がり、海から暖かく湿った空気が入るなど
竜巻発生の条件を満たしやすいとの見方もあります。
「大自然の驚異」の前にできることはあまり無いのかもしれません。
まずは安全の確保を最優先するべきでしょう。
不幸にして被害にあわれてしまったら、経済的な損失は火災保険に
加入していれば補填することができます。
火災保険には、自宅が火事になった時以外にも、台風や突風、大雪
などによる被害や、洪水による被害を補償する機能があります。
ただし、加入する際にそれらの補償を選択することが出来る保険も
多いため、ご自身の保険がどんな内容であったか確認することが
必要です。
火災保険は、賃貸住宅にお住まいの方はほとんどご加入されているかと
思いますが、部屋を借りる手続きの一環として加入するため内容について
ご存知でない方が多いのが現状です。
被害にあっても、自分で請求をしなければ補償を受けることは出来ない
ため、内容を理解しておくことが大切です。
持ち家の方も、新居を購入してローンを組む時に、20年、30年という
期間で加入することもあるため、加入したきりで見直したり確認
したりする機会が少いと思われます。
長期一括で加入すると保険料もそれなりに高額になるため、本当は
必要だと思うけれど予算がなくて補償を削る、というのもよくある
ケースです。
心配であれば、後で見直すことも出来る可能性がありますので
保険が得意なFPに相談してみるといいでしょう。
自然災害に対するリスクは年々高まっており、損害保険会社への負担も
大きくなっていると言えます。
今回の竜巻被害でも、保険会社が支払う保険金は「最大で数十億円規模」
という見通しもあります。
こうしたことから、今後火災保険の保険料も上昇していく可能性が
あると予想されます。
これから火災保険を検討される方は、長期一括で30年、35年という
加入方法が「いい買い物」になるかもしれませんね。
これもよくあるケースですが、住宅購入時に
「予算がなくなって火災保険に入れない」
なんてことが無いよう、資金計画は気をつけて行いたいところです。
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Posted by 住宅ローンサポートセンター at
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