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「牛肉関税30％に下げ
日豪EPAで調整
穀物肥育除く TPP交渉に影響も
2013年5月15日 日経新聞 5面」
日本とオーストラリアの2国間の経済連絡協定（EPA)交渉で、日本が
豪州から輸入する冷凍牛肉の関税を現在の38.5％から30.5％まで
下げる方向で最終調整に入ったそうです。
日本は見返りに自動車の5％関税の撤廃を求めており、あわせて
合意する見通しのようです。
合意によって豪州産の冷凍牛肉が1割近く安くなる可能性がある
とのこと。
自動車産業が潤ってお財布に優しい、うれしい交渉ですね。
もちろん、輸入牛肉が安くなることで国内の畜産業界には打撃と
なる可能性も有ります。
今回対象となるのは放牧で育てた「牧草牛」で、どちらかというと
廉価版の牛肉です。
穀物で大事に育てられたグレードの高い「穀物牛」は対象外。
よって国内の和牛などへの影響は少ないと見られています。
豪州から輸入している冷凍牛肉は外食産業がハンバーグの材料に
使うことが多いようです。
できればレストランのハンバーグが安くなるか、これから物価が
上がっても値上げしないかという対応を期待したいですね。
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