「ボランティア４時間以上でチケット
ロックイベント、日本上陸
2013年1月3日 日経新聞 7面」
欧米で社会貢献に意義があるとして評価が高いロックコンサートで
「ロックコープス」というものがあるそうです。
これは、音楽を通じてボランティアを呼びかけよう！として
アメリカで設立されたもので、４時間以上所定ののボランティア
活動をしないとチケットを入手できないという仕組みだそうです。
逆に言うと、4時間以上ボランティア活動をした人全員にチケットが
与えられるということです。
これまで若者を中心に世界で13万人が参加し、公共施設の清掃など
延べ約50万時間実施した実績があるとのこと。
このイベントが2013年に日本で開催されることが決まったそうです。
国内のボランティア団体と連携し、新たな社会貢献の形として
根付かせたいとの思いもあるようです。
日本は10カ国目の開催となります。
過去に海外で開催したコンサートには、レディー・ガガやマルーン５
らが出演し、入手困難なプラチナチケットを目当てに、ボランティアに
縁がなかった層が積極的に参加する現象を生み出したとのこと。
チケット欲しさにイヤイヤボランティアをするの？と考えると
賛否両論な意見も出そうですが、私は個人的には大賛成です。
東日本大震災では、たくさんの人がボランティアを行いました。
現地に駆けつけることはできなくても、離れたところから応援物資を
集めて送ったり、義援金の募金に参加したりした人も多かったでしょう。
私もその一人です。
日常の中でボランティア、というと何をしたらいいのか、一時的な
もので続けられなかったら意味が無いのではないか、行為自体が
偽善ではないのかと、余計な事を考えて結局一歩も動かなかった
のですが、思い切ってやってみたら「簡単にできた」というのが
その時の感想です。
日ごろからボランティアに関心がある人はたくさんいると思いますが、
何かのきっかけで行動してみる、というのはとても良いことだと
思います。
「一人の100歩より百人の一歩」
チャリティーイベントやチャリティーコンサートなどで入場料や
売上を寄付したりするよりも大きな効果がでるのではないでしょうか。
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