「逆風化の生保 地殻変動進む
損保系が台頭
東京海上、朝日を逆転
2012年12月3日 日経新聞 7面」
株安・超低金利による運用難と言う逆風下の中、生命保険業界の
勢力が変わりつつあるようです。
思い切った販売網の再構築や海外進出などの成長戦略を展開する
保険会社と、それができずに身をかがめる保険会社との間で
成長力に差が付き始めたとのことです。
中でも成長が著しいのは損害保険会社系の会社です。
1996年の金融ビックバンという規制緩和から損害保険会社も生命事業に
参入して16年、経済の伸び悩みの中生保部門が本業の損保事業を
上回る収益力を持つまでに成長してきたそうです。
象徴的なのが東京海上グループの「東京海上日動あんしん生命」です。
同社は2000年に拡大のため朝日生命との経営統合を計画しました。
統合案は朝日生命の経営悪化を受け破談となりましたが、
あんしん生命はその後も契約を増やし、今年は単独で
朝日生命を上回る保険料収入となりました。
他にも三井住友系で「きらめき生命」と「あいおい生命」が合併した
「三井住友海上あいおい生命保険」や損保ジャパン系で
「ひまわり生命」と「日本興亜生命」が合併した「NKSJひまわり生命」
など、損保系ではありませんが「ソニー生命」などが軒並み前年同期比
プラスとなったとのことです。
体力的に余裕のある保険会社のほうが契約者にとって有利な保険を
開発、販売できる可能性が高く、私たち消費者からしても注目したい
会社となってきています。
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一方で、規模が大きく歴史のある企業には、高い運用を約束した
時代の契約を多く抱える会社は運用難が直撃する「逆ざや」と言う
状況に悩まされているところもあるようです。
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安心のための保険、将来まで安心な会社を選びたいですね。
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Posted by 住宅ローンサポートセンター at
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