
「生保の逆ざや拡大
3年ぶり 利息・配当落ち込む 4~9月
2012年11月27日 日経新聞 5面」
資産の運用利回りがあらかじめ見込んだ利回り(予定利率)に届かない
「逆ざや」が大手生命保険会社の収益を圧迫しているとのことです。
生命保険は長期にわたって保障や運用を確定しているものも多く、
契約当初は想定される運用利回りで計算されます。
ところが、契約後に想定していた運用が確保できないと、保険会社は
その分をどこかで補填しなければならず、それが「逆ざや」となる
わけです。
契約者は保険会社が破綻しない限り契約当初の保障、運用は確保されます。
大手生保9社の2012年4~9月期の逆ざや額は約1300億円となり、
前年同期比8%増えたそうで、逆ざや額が前年を上回るのは3年ぶり
とのことです。
バブル崩壊以降この「逆ざや」により破綻した保険会社も多く、大きな
社会問題となりました。
だからといって今回もすぐにどこかの保険会社が破綻すると言うわけでは
ないかも知れませんが、心配の種であることには代わりありません。
この「逆ざや」保険会社によって有るところ、無いところ様々ですので、
保険選びでは単純に保険料の比較だけでなく、保険会社の比較も必要
になっています。
安心のために入る保険ですので、入った後ハラハラ心配しながら
保険料を払っていくのは避けたいものです。

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