「ボーナス 減りそう 44%
期待乏しく節約励む
本社モニター調査
2012年6月20日 日経新聞 21面」
日本経済新聞社が行っている「日経生活モニター調査」のデータです。
2012年夏のボーナスについて、支給額の見込みを聞いたところ、
昨年並み 47%
減りそう 44%(前年比4ポイント増)
増えそう 9%(同3ポイント減)
となったそうです。
使い道では、
貯蓄 41%
生活費の補填 21%
などとなっており、以前は大きな消費に回していたが先行き不安から
貯蓄の比率を上げるという声が目立ったようです。
厳しさは可処分所得にも見て取れ、ボーナスの中で自由に使える金額は、
無い 14%
5万円未満 15%
5万~10万円未満 19%
と、約半数の48%が10万円未満との回答となったようです。
家計の悪化を受け、節約については
これまでの節約を続ける 48%
これまで以上に節約する 23%
これ以上の節約は厳しい 10%
と、財布の紐を引き締める節約傾向はいっそう強くなっていくようです。
日経生活モニターに登録している回答者は、金融資産総額が1000万円超の
方が半数近くいるそうですので、所得もそれなり、家計の運営も堅実な
方が多いのかもしれませんが、そうした人たちの動向が経済に与える
影響は大きいと思われます。
調査では、将来の消費税引き上げが家計に与える影響などについても
聞いており、消費税が10%に増税になると
生活を切り詰める必要がある 55%
生活に支障は無い 22%
との回答だったようです。
消費税引き上げ前の前倒し消費については、3人に1人が「考えている」
と答え、その半分が「省エネ家電や省電力設備」の購入を挙げ、
エコ商品への関心の高さがうかがわれました。
自動車 43%
住宅 24%
という回答もあり、増税にともなって相当数の駆け込み消費も発生する
可能性がありそうです。
人生最大の買い物といえば「住宅」です。
消費税が5%高くなれば、同じ2000万円の建物を買っても支払いは
100万円増えてしまいます。
とはいえ、住宅に関しては「お店に行って、すぐに買う」という
ことはできません。
増税前の購入を考えるのであれば、「まだまだ先」ではなく、すでに
スタートを切っていないと間に合わなくなる可能性があります。
一生涯安心して暮らせるマイホーム、真剣に考えたい方は弊社セミナーを
ご利用ください(*^^)v
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Posted by 住宅ローンサポートセンター at
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