「中国に劣る?国債の信用力
2012年1月13日 日経新聞 5面」
世界一の借金大国日本。でも、借入先は日本国内なので大丈夫。
ギリシャやイタリアとは違います――。
そんなコメントをテレビのコメンテーターがしていた記憶があります。
では、はたしてどこまで大丈夫なのか、世界からは本当に大丈夫と
思われているのだろうか、気になるところです。
最近、債権の信用力を表すクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)
市場で、日本国債の保証料率が急ピッチで上昇しています。
CDSは債券を発行する政府や企業の資金繰りが滞った場合に損失額を
補填する金融商品。
発行体の信用力が低ければ低いほど(危ないほど)保証料率は上がる
仕組みになっています。
保証料率は、昨年12月上旬には1.2%台だったものが1月11日には1.5%台
まで上昇、中国の保証料率と逆転したようです。
ちなみにスペイン国債は4%、イタリア国債は5%を超える値です。
日本国債の保証料率が上昇したのは、社会保障と税の一体改革など、
財政再建への取り組みが難航すると予想されているからです。
「議論の行方しだいでは1~3月中に日本の国債格付けが見直される」
可能性もあるとみる市場関係者も少なくないとのことです。
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ただ、注意しなければならないのはCDSの保証料率が示すのは海外の
投機筋の評価という点です。
欧州各国を債務危機に追い込んだ海外の投機筋が、先進国で最悪の
財政といわれる日本を「次の標的」に据えたという可能性もあるようです。
そうであろうがなかろうが、政府には財政再建に向けて全力を
あげて頂きたいものですね(-_-;)
子育て世代応援中!(^.^)/~~~詳しくは
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Posted by 住宅ローンサポートセンター at
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