「住宅優遇策 軒並み縮小
駆け込み需要 反動に懸念
2011年9月22日 日経新聞 4面」
2011年の基準地価が20年連続で前年実績を下回りました。
住宅ローン減税などの住宅取得のための施策が功を奏し、全国的に
住宅地、商業地ともに下落幅が縮小しましたが、東日本大震災の
影響で東日本を中心に不動産投資に影を落としています。
私たち消費者から見ると、地価が下がるのはありがたく感じますが、
実際に購入した後も地価が下がり続けるというのは喜ばしくありません。
また、これから購入するよ、という方は政策としての後押しが
縮小していく可能性があります。
フラット35Sの金利優遇も期間を早めて9月で打ち切りとなり、
10月以降も補正予算で検討されているものの今までよりも優遇幅が
少なくなると見られています。
住宅エコポイントも7月で終了しており、新たに検討されているものも
規模が縮小されることが予想されます。
住宅ローン減税も延長されなければ今年から段階的に縮小されて
いきます。
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こうした背景もあり、フラット35Sへの駆け込み申し込みが殺到して
おり、ある金融機関では前年同月比7倍となったそうです。
今年は、住宅取得には転機となる年となるかもしれません。
まったく同じものを今年買うのと数年後に買うのでは、人生の
キャッシュフローは大きく変わりそうです。
とはいえ、衝動買いはいけません。
しっかりしたライフプランを考えたいですね(*^^)v
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住宅ローンサポートセンター浜松
ファイナンシャルプランナー
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「30年後も笑顔」でいられることを目指す、浜松市のファイナンシャルプランナー
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