2011年09月21日

台風被害に備えるには

台風被害に備えるには



「名古屋 浸水相次ぎ不安な夜
  台風15号 庄内川が氾濫
   2011年9月21日 日経新聞 47面」


台風12号に引き続き、台風15号も猛威を振るっています。

名古屋市では推移が急上昇した庄内川の水が堤防を越えるなどし、
最大100万人を超える住民らに避難指示・勧告が出たそうです。

台風12号の豪雨でできた土砂ダム決壊の危険性のある和歌山、
奈良県でも警戒が続いています。

もう少し進路がずれていたら、静岡でも同様なことが起こっていた
かもしれません。


異常気象、という言葉はもう耳慣れたものになりましたが、特に
今年の秋には顕著に見られる気がします。

長く続く猛烈な残暑や牛歩する台風など、例年にはない厳しさと
なりました。

亜熱帯の気候ではないかと感じてしまいます。
洪水のニュース映像などは、南の国のニュースを見ているような
錯覚さえ覚えます。


私たちが住む浜松も人事ではありません。

一度自分が住まれている場所の危険度を、ハザードマップで確認
してみてはいかがでしょうか?


関連リンク:浜松市防災マップ

天竜川が決壊したら・・・なんて考えると、予想以上に広い地域に
被害がでることが分かります。


危ないからとはいえ、すぐに土地も建物も売り払って高台に引っ越そう
という人はいないと思います。

そこで、保険の役割が重要になってきます。


火災保険の加入形態として、こうした浸水やがけ崩れなどの
水災リスクまでカバーする掛け方があります。

お金が全て、というわけではありませんが、復旧に向けて保険金は
大変力になってくれるものです。

この「水災」は、今回の台風でも分かるように保険会社からすると
非常に支払額が高額になるものです。

つまり、保険料も高くなります。

「水災」については、自由につけたりはずしたりできるため、住宅を
新築するときに予算がなくなってくると、つい外したくなってしまう
部分です。

もし、どうしても保険料を抑えたいということであれば、1年更新の
家財の火災保険に加入することをお勧めします。

建物はあまり被害がないけれど、家具や家電は全滅、なんてことは
よくあり話です。

建物と別に家財の火災保険に入ると、ここにだけ水災リスクをカバー
する補償をつけることも可能ですし、ここだけ地震保険をかけることも
可能です。


もちろん、高台地区で洪水の心配がない地域にお住まいの方は
こうした補償は必要ありません。

ただし、がけ崩れなどの可能性がある場所はご注意を。


今一度ハザードマップと火災保険をよくチェックしてみましょう(*^^)v




  

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住宅ローンサポートセンター浜松
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台風被害に備えるには

「30年後も笑顔」でいられることを目指す、浜松市のファイナンシャルプランナー
台風被害に備えるには



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Posted by 住宅ローンサポートセンター at 08:51│Comments(0)ニュース
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