「確定拠出年金 加入400万人
採用企業増 資金負担の軽減狙う
2011年9月3日 日経新聞 7面」
加入者自身が運用手段を選択し、成績に応じて年金の受給額が変わる
確定拠出年金(日本版401k)の加入者数が400万人を突破したそうです。
サラリーマンのおよそ8人に一人に当たるそうです。
確定拠出年金は企業が従業員の企業年金(退職金とも考えられる)を
退職時に決まった金額を払うのではなく、勤務期間中に積み立てる
金額を決めて積み立てる形式。
積み立てるために「拠出」する金額を「確定」するという意味です。
一方で退職時に規定で決められた金額を支払う方式を「確定給付」
年金といいます。
どっちがどっちか分かりずらいですね(-_-;)
以前はほとんどの企業が決まった金額を払う「確定給付」でしたが
運用難で決まった金額を用意することが難しくなってしまいました。
従業員の退職金を約束どおり支払おうとすると、財務状況が悪化したり
体力の無い企業だと倒産したりするリスクもはらんでしまいます。
そこで、毎月積み立てる金額は決まった金額を払うから、運用に
ついてはみんなの意思で行ってください、という確定拠出年金に
移行する企業が増えてきたわけです。
サラリーマンからすると、今までその部分は会社にお任せして
仕事に専念すればよかったのに、自分の将来受け取るお金の運用に
自分で責任を持たないといけなくなってしまう形になったわけです。
資産運用というと、アレルギー反応を起こされる方も多いと感じ
ますが、世の中の仕組みについて理解して自分で意思決定が出来る
努力をしていかないといけないようです。
関連記事:「
マネープラン、子育て世代の関心低く」
「
個人の外貨資産最大規模」
「
また日本国債格下げ、今後の展開に注意」
「
厚生年金保険料、滞納事業所1割弱」
「
個人向け国債の次は社債が人気」
「
現役世代の貯蓄率増加 老後の年金不安から」
「
会社員、自営業者も節税しながら運用できる」
「
少子高齢化で社会保障の現役依存は限界」
「
日本人の平均寿命、男性82歳で世界2位に」
「
国の借金924兆円、一人当たり722万円」
フラット35、金利優遇継続!
住宅ローンサポートセンター浜松
ファイナンシャルプランナー
FP-dai
「30年後も笑顔」でいられることを目指す、浜松市のファイナンシャルプランナー
Posted by 住宅ローンサポートセンター at
09:07│
Comments(0)
│
ニュース