2011年09月02日

円高で個人の外貨預金額過去最高

円高で個人の外貨預金額過去最高


「個人の外貨預金5.1兆円
  円高で最大規模に
  手数料引き下げ
  ネット銀けん引
   2011年8月31日 日経新聞 7面」


銀行の個人向け外貨預金残高が伸びているそうです。

6月末の残高は5兆1000億円となり、過去最大規模となったとのこと。

為替相場の歴史的な円高基調を背景に、外貨による資産運用への
関心が高まっていることが背景にあると見られています。

割安な手数料や幅広いサービスを持つインターネット専業銀行が
中心となって個人投資家に攻勢をかけている影響もあるようです。

ソニー銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行の3行合計の6月末の
外貨預金残高は5300億円で、1年前と比べて2割強伸びたそうです。

増加額は1000億円に達し、動機の3メガ銀行の合計増加額約240億円
を大きく上回ったようです。


ネット専業銀行は取引の際に発生する為替手数料の安さや、
自宅から気軽に手続きできる便利さから人気を集めているようです。

特に、住信SBIネット銀行は米ドルの片道手数料を従来の20銭から
9銭に引き下げて業界最安値にしたことなどが奏功しました。

さらに10月1日まで米ドルやユーロなど全9通貨で手数料を無料に
するキャンペーンなどを行っています。

ソニー銀行も邦銀で初めてブラジルレアルの個人向け預金の
取り扱いを始め、すでに10億円程度がつみあがっているそうです。


最近ではSBIグループ系のテレビコマーシャルもよく見るように
なってきました。


私たち消費者も、こうした便利で有利な金融機関と上手に
付き合えるかどうかも重要になってくると思われます。

ネット系の金融機関は非常に便利ですが、通常の普通預金、定期預金
以外にも、外貨預金、仕組み預金、国債などの取り扱いもあり、
同じグループの証券会社とも連携して資金を移しやすくしながら、
投資信託、株式、信用取引、FXなどリスク性運用商品の取り扱いも
広く行っています。


窓口で内容やリスクをきちんと説明してくれる人はいないため、
利用する私たちがそれぞれの内容を理解していかないといけません。


商品選択の自由度が広がったのに合わせて、消費者の自己責任も
大きくなったといえるかもしれません。


私のようなFPも、しっかりとしたアドバイスが出来るように
気を引き締めないといけませんね(*^^)v





  

関連記事:「マネープラン、子育て世代の関心薄く
     「家計の備え、普通預金が増えてます
     「住宅ローンのリスク、銀行側の事情
     「ネット生保の保険料が安いとは限らない
     「ネット銀行利用者注意!不正送金多発
     「気になる銀行ランキング
     「気になる銀行ランキング2
     「気になる銀行ランキング3
     「銀行・保険会社の合併が進みそうです
     「米景気、円高対策に家計も備えたい」 
     「円高津波の震源地はドコダ?
     「外貨を買うワタナベさん
     「資産運用で大損?



emoji01emoji02 フラット35、金利優遇継続! emoji02emoji01



住宅ローンサポートセンター浜松
   ファイナンシャルプランナー FP-dai

円高で個人の外貨預金額過去最高

「30年後も笑顔」でいられることを目指す、浜松市のファイナンシャルプランナー
円高で個人の外貨預金額過去最高





同じカテゴリー(ニュース)の記事画像
USJ値上げいつから?いくら?
仕事の満足度 社長89%、社員56%
サラリーマンでも簡単に副収入を得られる?
メディアに踊らされない家計になろう!
今年から代わる制度
増税対策、子供一人あたり1万円貰える?
同じカテゴリー(ニュース)の記事
 USJ値上げいつから?いくら? (2015-01-09 10:15)
 仕事の満足度 社長89%、社員56% (2015-01-08 10:12)
 サラリーマンでも簡単に副収入を得られる? (2015-01-07 10:23)
 メディアに踊らされない家計になろう! (2015-01-06 14:09)
 今年から代わる制度 (2015-01-06 11:24)
 増税対策、子供一人あたり1万円貰える? (2013-12-01 16:43)

Posted by 住宅ローンサポートセンター at 22:50│Comments(0)ニュース
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
円高で個人の外貨預金額過去最高
    コメント(0)