「住宅優遇策 駆け込み
期限近づき申請高水準
エコポイント3割増
フラット35は2.7倍
2011年8月13日 日経新聞 5面」
国の住宅投資優遇政策への申請件数が高水準で推移している
ようです。
現行の優遇制度の期限切れが迫っているためで、住宅エコポイント
の申請戸数は7月に前年比で3割超増加、長期固定金利の住宅ローン
フラット35も4~6月の申請数が2009年の2.7倍に膨らんだそうです。
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優遇制度がなくなるとどれくらい差が出るかというと、例えば
フラット35で3000万円を35年返済で借り入れした場合、優遇が
あるのと無いのでは約200万円ほど総返済額が変わります。
(金利、2.35%で計算、諸経費などは考慮せず)
大きな差ですね。
フラット35の金利優遇などが住宅着工を20万戸程度押し上げた
という民間試算もあり、住宅業界からは優遇策打ち切りを
心配する声が出ているそうです。
住宅エコポイントもフラット35の金利優遇も、形を変えて継続する
ことが検討されているようですが、国の財政事情は厳しさを増して
いるため、予算折衝では厳しい調整を迫られそうです。
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住宅産業は裾野が広く、景気を押し上げる効果が高いとされている
一方で、日本では空き家が増加しており、さまざまな経済的な背景
を鑑みても今までのように新築着工が増えることは難しくなるかも
知れません。
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住まいに対してどう考えるか、家庭ごとのライフプランに大きく
影響するこの問題、じっくりと取り組みたいところです。
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住宅ローンサポートセンター浜松
ファイナンシャルプランナー
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「30年後も笑顔」でいられることを目指す、浜松市のファイナンシャルプランナー
Posted by 住宅ローンサポートセンター at
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