2011年08月04日

住宅ローン、困ったときのお助け特約登場

住宅ローン、困ったときのお助け特約登場



8月2日のニュースで、住宅金融公庫の住宅ローン「フラット35S」の
当初10年間1%優遇が9月末で申請締め切りと発表されました。


関連記事:「住宅ローンフラット35、金利優遇申請期間9月で打ち切り


消費者にとって有利な制度がまたひとつ打ち切られるのかと思うと
残念ですが、予算が無い以上致し方ないでしょう。


こうしたニュースを読むと、「もう、フラット35は損なのかなぁ」
なんて思ってしまいがちですが、便利になっている部分もあります。


そのひとつに、先日発表された「家賃返済特約」というものがあります。


通常、住宅ローンは借りる本人が居住するための家屋や土地を購入
するという、使途目的が決まっている借り入れです。

と、いうことは、本人が住まなくなって他人に貸したりしてしまった
場合、住宅ローンとしては一括返済を迫られる可能性があります。
(金融機関やそのときの状況によっては交渉の余地がある場合もあります)

賃貸物件の場合は、一般の事業性の融資で借りてください、という
ことです。


今回の「家賃返済特約」とは、何らかの理由で返済が困難になって
しまった場合、一定の条件の下その家を他人に貸し出し、その
家賃収入をもってローンの返済に充てることを認めるというもの。


詳細はこちらのリンクから


住宅ローンが返済できなくなってその家を手放すようなことになった時、
住宅ローンの残債よりも売却価格のほうが低くなることも多く、
「家を手放した上に借金だけが残る」というケースも珍しくありません。

新しく住む場所を我慢して安いところにしたとしても、借金も返済して
行かなければならないため、相当苦しくなると予想されます。

また、返済が困難になったが会社の倒産など一時的なもので、新たに
仕事に就いて安定すればまたもとの返済が続けられる可能性がある場合
などは、一時的に人に貸す、ということもアリでしょう。


20年、30年という期間返済し続け無ければならない住宅ローン。
その間に何が起こるかは分かりません。

家を手放さなくても解決する方法があるのは安心ですね。


ただし、この特約を取り扱っているのはSBIモーゲージのみであること、
住宅の借り上げについては移住・住みかえ支援機構のみであること、
すでに借り入れているローンに後から付けることはできないことなどの
理由から、現時点ではすぐに活用できるというものでは無さそうです。


これからもっと取り扱い機関が増え、便利で一般的になることを
期待しましょう!



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住宅ローンサポートセンター浜松
   ファイナンシャルプランナー FP-dai

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Posted by 住宅ローンサポートセンター at 08:53│Comments(0)ニュース
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