「自動車保険
事故後の負担 より高額に
損保大手が割り引き見直し
2011年7月15日 日経新聞 1面」
東京海上日動、三井住友海上、損保ジャパンの大手3社は、自動車
保険の保険料について、等級別の割引制度を抜本的に見直す方針を
固めたとのことです。
事故を起こして保険金支払いを受けた場合、今の制度より高い
保険料負担を求めるのが柱だそうで、事故を起こした人にとっては
実質的な値上げになるようです。
現在の自動車保険は無事故の期間に応じて20等級に別れ、等級が
上がるほど割引率が大きくなっています。
通常は6等級から初めて1年間無事故だと1等級上がります。
事故を起こして保険金の支払いを受けると3等級下がってしまう
(事故の内容によっては下がらないこともある)ため、割引の
幅が少なくなる、という仕組みになっています。
この、事故を起こして3等級下がってしまった人に対する割引率を
縮小し、保険料収入を増やそうというのが今回の改訂です。
たとえば、同じ14等級でも無事故で14等級になった人の割引率は
50%程度に対して、17等級で事故を起こして14等級に下がって
しまった人の割引は30~40%、という具合です。
保険料が年10万円と仮定すると、事故をした人は1~2万円程度の
値上がりとなる見込みです。
その後、3年間無事故だと通常の割引制度に戻れるようです。
もともと、自動車保険事業は赤字が続いており、保険料の値上げ
が進んでいましたが、さらに値上げが進むということになります。
関連記事:「
自動車保険の保険料が値上がりします」
この制度は来年にも導入される予定で、ほかの損保も追随する
公算が大きいとのこと。
車を所有するコスト、というものもさらに膨れ上がりそうです。
どちらにせよ、無事故・安全運転が第一ですね(*^^)v
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Posted by 住宅ローンサポートセンター at
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