「アステラス、がん事業強化
主力薬特許切れで収入源に
日米欧で5製品 研究開発を集中
2011年6月28日 日経新聞 13面」
アステラス製薬は2014年度末までに5種類の抗がん剤を世界で
発売するそうです。
11年度中にも日本で前立腺がん治療薬を売り出し、その後は
白血病治療薬などの販売を欧米で順次始めるそうです。
研究開発費も抗がん剤に優先的に投入し、「がん事業へのシフト」
を鮮明にします。
背景には、今まで主な収入源だった薬の特許切れによる収入源が
あり、またがん以外の生活習慣病薬が飽和状態に近づいている
こともあります。
がん分野では有効な薬がまだまだ乏しく、医師が取れる選択肢が
少ない場合も多いようで、新薬の開発を求める声が高く、今後も
大手製薬各社は「がん治療薬」の強化を進めていきそうです。
がん、といえばがん保険をイメージされる方もいると思います。
がん保険、といえば日本ではアフラックが最大手ですが、最近
CMが宮崎あおいさんから櫻井翔くんに変わったことはみなさん
お気づきだと思います。
イメージ戦略でも成功してきた同社が、思い切ってイメージを
切り替えたのには訳があります。
それは、「生きるためのがん保険Daysデイズ」の発売です。
今までがん保健分野では常にトップを派してきた同社ですが、
治療法の進歩や医療制度の変遷にあわせて、従来のがん保険では
なく、新しいがん保険が必要になり、商品とともにイメージも
切り替える戦略をとった、ということです。
さまざまな保険の中でも「がん保険」はニーズの変化が早く、
各社バージョンアップやモデルチェンジのサイクルも非常に
早い保険です。
今までの「診断でいくら、入院日額いくら、通院でいくら」という
「定額給付」ではなく、がんの治療にかかった実費を負担する保険
というのも、損害保険会社を中心に発売されています。
AIU保険の「スーパー上乗せ健保」やセコム損保の「メディコム」、
富士火災の「みんなの健保」などがそれにあたり、かかる金額を
気にせず治療に専念することができます。
こういった話を聞くと、「何を基準にがん保険を選んだらいいの？」
と混乱されてしまうかもしれません。
がん保険に限らず、保険に加入するときは常に「何のために保険に
入るのか」という理由をはっきりすることを強くお勧めします。
保険加入のコンセプトを明確にしましょう。
たとえば私は、現役の働き盛り時代にがんに罹患したら、がんと
戦って勝利し、少しでも早く、いい状態で復帰することを目指し
たいと考えています。
そのためには、もっとも有効と思われる治療法があれば金額に
かかわらず導入できるようにしておきたいし、治療をサポート
してくれる家族への経済的負担も軽減しておきたいのです。
そこで、診断一時金がしっかり出るがん保険と、先程紹介した
実損填補型のがん保険に組み合わせて入っています。
どちらも時代のニーズに合わせて見直しできる「10年（5年）更新型」
のため、2千円程度です。
保険に求めるものは人それぞれ。
住宅ローンの返済があるので、そこまで保障を考えたい、という
人もいれば、貯蓄が潤沢にあるので保険でまかなう必要は少ない、
という人もいるかもしれません。
長い人生の終わりが近づき、自分よりも家族の経済的負担を和らげ
たいと考える人もいるかもしれません。
それぞれのコンセプトが決まれば、保険の選択肢は自然と的が
絞られてきます。
まずは、「何のために保険に入るのか」が大切です。
わからない方は、ぜひお近くのファイナンシャルプランナーに相談
してみてください。
関連記事：
浜松でファイナンシャルプランナー事務所を立ち上げました
「ディズニー夏休み期間、子供半額キッズスマイルサマーキャンペーン」「【重要】税・社会保障改革で暮らしが変わります」
「日立、米で陽子線治療施設受注」
「乳がん施術、温存6割」
「画期的！新しいがん犬診！」
「がん検診とがん保険のポイント」
「がんの治療費が安くなる新技術」
「病気もお金しだいの時代になる？」
住宅ローンサポートセンター浜松
ファイナンシャルプランナー FP-dai
「３０年後も笑顔」でいられることを目指す、浜松市のファイナンシャルプランナー
Posted by 住宅ローンサポートセンター at
10:39│Comments(0)
│ニュース
